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フィスコ仮想通貨取引所の評判!取引所の特徴比較でわかる評価

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株式会社フィスコのグループ会社「株式会社フィスコ仮想通貨取引所(以下、フィスコ)」は、2016年4月12日に設立された国内の仮想通貨取引所です。

親会社は、マーケットリサーチ情報の配信や投資支援ツールの開発を手がける東証JASDAQ上場企業なので、安心感のある業者と言えます。

また、国内大手取引所Zaifを運営する「テックビューロ」と業務提携によって高い流動性を確保しており、さらに信頼性の高い取引システムもZaifから導入しています。

この記事では、フィスコのメリット・デメリットを、初心者にもわかりやすく解説していきたいと思います。

フィスコの特徴

販売所 取引所
取引種類 現物取引
仮想通貨数 2種類 6種類
通貨ペア数 2種類 11種類
レバレッジ -
売買手数料 無料 Counterpartyトークン:0.1%(takerのみ)
BCH/JPY、BCH/BTC:0.3%(takerのみ)
上記以外:無料
その他手数料 -
追証 -
ロスカット率 -
スマホアプリ iOS / Android

※2016年4月30日時点

フィスコの7つのメリット

  • 取引所の流動性が高い
  • 手数料が安い
  • トレードツールがシンプルで初心者向き
  • フィスココイン、カイカコイン、ネクスコインが売買できる
  • 運営会社は安全性が高い上場企業
  • セキュリティは業界標準をクリア
  • スマホアプリ「仮想通貨ナビ」は情報量が多く便利

フィスコの4つのデメリット

  • 仮想通貨の種類が少ない
  • レバレッジ取引ができない
  • チャート機能が不十分
  • アプリでは取引ができない

フィスコの特徴

現在は一般的な取引所だが、今後サービスの拡大が期待できる

フィスコの特徴は、現在のところ「流動性の高いマーケットで現物取引のみできる、一般的な取引所」といった感じです。

しかし、2018年4月時点で信用取引の取扱いを予定しており、今後、国内大手取引所と同様、ユーザーの投資目的に合ったさまざまな商品が増えていくと予想できます。

また、国内大手取引所Zaifと業務提携をしている関係で、流動性の高いマーケットで取引が可能です。

流動性は、仮想通貨をいつでも希望価格で売買できるかどうかを左右する部分なので、取引所を選ぶ上でとても重要です。

総合的にZaifよりサービスは劣りますが、セキュリティやフィスコグループの安全面の高さも含め考えると、国内大手取引所ZaifbitFlyerに肉薄しつつあるとも言えるでしょう。

仮想通貨の種類が少なく現物取引しかできないがコストは安い

フィスコで仮想通貨を売買する方法は、販売所でする方法と取引所でする方法の2種類がありますが、どちらも現物取引のみでレバレッジ取引はできません。

販売所ではフィスコを相手に仮想通貨の売買を行います。

販売所の取扱仮想通貨は、ビットコインとモナコインの2種類です。

しかし、価格とコストの条件が取引所よりも悪いので、取引所で仮想通貨が「売れない・買えない」といった緊急時にのみ利用した方が良いでしょう。

と言っても、取引所の流動性はかなり高いほうなので、そのようなことは滅多にないと思われます。

一方、取引所はユーザー同士で仮想通貨の売買を行います。

取引所の取扱仮想通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、フィスココイン、カイカコイン、ネクスコインの6種類、通貨ペアにすると11種類なので、決して多くはありません。

ただし、フィスココイン、カイカコイン、ネクスコインの3つは、今のところフィスコとZaifでしか手に入らないものです。

また、一部通貨ペアを除き売買手数料が無料であることと、スプレッドも狭く安定しているため、取引コストは全体的に安く済むでしょう。

トレードツールはシンプル、スマホアプリは独自性があり高評価

トレードツールはZaifとほぼ同様のシステムで、パソコン・スマホどちらもブラウザで利用します

機能と使い勝手は、初心者〜中級者向きのシンプルなシステムと言えるので、上級者には機能的に少々物足りなさを感じると思います。

逆を言えば、誰にでも分かりやすいシステムということです。

また、仮想通貨関連の情報閲覧ができるスマホアプリもリリースされています。

このアプリは、ほぼ全ての仮想通貨の加重平均価格・各主要取引所の価格の違い・仮想通貨関連のニュースなど市場データが一望できるので、初心者の人にはとてもオススメです。

ただし、取引機能を搭載していないことがとても残念です。

 

フィスコの取引ルール

仮想通貨の種類:販売所2種類、取引所6種類

仮想通貨Counterpartyトークン
  • ビットコイン(BTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • モナコイン(MONA)
  • フィスココイン(FSCC)
  • カイカコイン(CICC)
  • ネクスコイン(NCXC)
フィスココインとは?
カイカコインとは?
ネクスコインとは?

取扱仮想通貨は、販売所がビットコイン、モナコインの2種類のみ、取引所が上記の主要仮想通貨3種類、Counterpartyトークン3種類の計6種類です。

Counterpartyとは、ビットコインのブロックチェーン技術を借りて、独自のトークンを発行できるように機能拡張した次世代型金融プラットフォームのことです。

フィスコとZaifでは、このCounterpartyで発行されたトークンのうち、フィスココイン、カイカコイン、ネクスコインの取引が可能です。

現在のところは利用範囲が限られますが、ちゃんと決済にも使えるトークンです。

 

通貨ペアの種類:販売所2種類、取引所11種類

販売所取引所
  • BTC/JPY
  • MONA/JPY
  • BTC/JPY
  • MONA/JPY
  • MONA/BTC
  • BCH/JPY
  • BCH/BTC
  • FSCC/JPY
  • FSCC/BTC
  • CICC/JPY
  • NCXC/JPY
  • NCXC/JPY
  • NCXC/BTC

通貨ペアの種類は、販売所(簡単売買)がビットコイン、モナコインの2種類、取引所が決済通貨に日本円とビットコインを用いた上記11種類です。

 

売買手数料:一部を除き基本無料

出典:フィスコ仮想通貨取引所

販売所の売買手数料は無料ですが、後述する取引価格とスプレッドに実質手数料が含まれており、コストは取引所より割高になります。

取引所であれば、maker手数料は全て無料taker手数料はBTC/JPY、MONA/JPY、MONA/BTCが無料と、なかなか良心的です。

ただし、Counterpartyトークン・BCH/JPY・BCH/BTCのtaker手数料は、他社よりも多少割高です。

 

取引価格とスプレッド:条件は国内大手取引所と同等

他社との比較

フィスコの取引価格とスプレッド(購入価格と売却価格の差額=コスト)は、国内大手取引所ZaifbitFlyerと比べても引けを取りません。

取引価格はZaifと同等、スプレッドも同じく数十円〜数百円程度の開きで安定しており、提携先であるZaif同等の流動性の高さを実現できていることが伺えます。

※2018年4月30日時点

フィスコ(左)Zaif(中央)bitFlyer(右)

※取引価格・スプレッドは常に変動します。

販売所と取引所で比較

また、同じフィスコの販売所と取引所で比べた場合は、販売所よりも取引所の方が圧倒的に有利です。

まず、取引価格はBTC/JPYが約2万円、MONA/JPYが約16円もの差がありました。

スプレッドについても、BTC/JPYは取引所では数百円程度でしたが販売所では約4万円もの開き、MONA/JPYも取引所では数円程度でしたが販売所では約30円とこちらもかなり開いていました。

販売所は売買手数料を無料にする代わりに、取引価格とスプレッドを実質的にフィスコの利益としているためです。

※2018年4月30日時点

販売所の取引価格とスプレッド

※取引価格・スプレッドは常に変動します。

取引所の取引価格とスプレッド

※取引価格・スプレッドは常に変動します。

 

入出金手数料:入金は無料、出金は全て有料

日本円 入出金手数料仮想通貨 入出金手数料
入金 出金
銀行振込 無料 銀行振込 50万円未満 350円
50万円以上 756円
仮想通貨 入金 出金
ビットコイン 無料 0.0003BTC〜
モナコイン 一律0.001MONA
Counterparty 基本0.0008BTC
ビットコインキャッシュ 基本0.001BCH

日本円の入金手数料は無料(送金元の金融機関所定の銀行振込手数料を自己負担)、出金手数料は上記の表のように出金額によって異なります。

仮想通貨の入金手数料は無料(送金元の送金時マイナー手数料は自己負担)、出金手数料は有料です。

ビットコインの場合は、上記の表の金額以上を任意で指定して送金の優先度を選べます。

それ以外の通貨は、基本的に上記の表のように定額ですが、ネットワーク状況などに応じて増減する場合があります。

 

フィスコのトレードツールとチャート

スマホ:パソコンと同一環境で取引可能

フィスコには、取引専用のスマホアプリがないため、スマホで取引するにはブラウザを使います。

つまり、パソコンのトレードツールをスマホで利用するだけなので、デザインと機能性は全く同じです。

どこにいても普段通りの手順で取引できるため、アプリがなくても何の問題もありません。

ただし、スマホには画面制約があるので、各機能へのアクセスは画面を上下に行ったり来たりスクロールしなければならないのが少々面倒ではあります。

各機能の詳細は、後述する「パソコントレードツール」の解説をご覧ください。

販売所のスマホ画面

取引所のスマホ画面

※画像は左右にスクロールします

 

スマホ:仮想通貨の情報アプリが便利

※画像は左右にスクロールします

フィスコからリリースされているスマホアプリ「フィスコ仮想通貨ナビ」は、仮想通貨初心者にオススメのアプリです。

世界の主要取引所における、仮想通貨の現在価格・時価総額の加重平均を円換算で一括チェックできます。

また、仮想通貨に関する情報がとても豊富で、通貨詳細(発行枚数、最大発行枚数、時価総額、出来高、取引所数etc...)、出来高シェア、安全性、成長性、流動性といった仮想通貨ごとに詳細なデータを知ることができるので、とても取引の助けになります。

ただし、チャートは簡易的で時間足すら変更できず、取引もできません。

 

パソコン:使いやすいが機能が少ない

フィスコの取引システムはZaifとほぼ同一です。

販売所(簡単売買)と取引所(取引)は、画面上部のツールバーから切り替えます。

まずは、それぞれの画面構成を見てみましょう。

販売所(簡単売買)の画面構成

販売所の画面は、非常にシンプルで「①仮想通貨の選択」「②売却価格・購入価格」「③数量または金額指定」「④購入・売却ボタン」、この4ステップだけで売買できます。

取引所の画面構成

取引所の画面も、全ての機能が一画面に収まっているのでとても見やすいです。

ただ、残念なことに配置や色などは一切変更できずカスタマイズ性に乏しいので、上級者には物足りないかもしれません。

では、上記①〜⑥の機能をもう少し詳しく見ていきましょう。

①通貨ペアの選択

まず、トップ画面左上のメニューから通貨ペアを選択します。

②チャートとテクニカル
簡易チャート

詳細チャート
バースタイル
(1種類)
ローソク足
時間足
(9種類)
1分、5分、15分、30分、1時間、4時間、8時間、12時間、日足
※簡易チャートと詳細チャートを合わせたもの
テクニカル
(3種類)
単純移動平均線(SMA:5)、単純移動平均線(SMA:25)
ボリンジャーバンド(BOLL:20)
描画ツール
(なし)

チャートは、トップ画面にある「簡易チャート」と別画面で見る「詳細チャート」の2種類がありますが、大きさと時間足の種類が異なるだけで基本的には同じものです。

どちらもテクニカルが単純移動平均線2種類とボリンジャーバンドのみですし描画ツールもないので、本格的なテクニカル分析をする場合は他社のチャートを利用した方が良いでしょう。

特にシステム提供元であるZaifのチャートはオススメで、フィスコのチャートの弱点を全てカバーできます。

③注文画面

フィスコの注文方法は、「指値注文」のみです。

一般的に注文方法はいくつも種類があるので、ここでは「指値注文」と「逆指値注文」の違いについてだけ簡単に説明します。

指値注文とは、現在価格より有利な価格(買い注文なら今より安い価格、売り注文なら今より高い価格)を指定した注文方法です。

これを「リミット」と言います。

逆指値注文とは、現在価格より不利な価格(買い注文なら今より高い価格、売り注文なら今より安い価格)を指定した注文方法です。

これを「ストップ」と言います。

注文画面には「安く買いたい金額または高く売りたい金額」と「数量」を入力して注文をします。

もう一つ、注文画面にある「リミット売り」とは、あらかじめ指値(リミット)の決済注文も同時に指定できる便利な設定です。(設定は任意)

また、今すぐ注文を通したい時というのは一般的に「成行注文」をするのですが、フィスコにはこの成行注文がありません。

しかし、次に解説する「板」と呼ばれる価格表の「現在価格」を見て、すぐに買いたい場合は現在価格より高い価格で指値注文、すぐに売りたい場合は現在価格より安い価格で指値注文をすることで、実質成行注文が可能です

指値注文は価格を入力するという手間はありますが、成行注文がなくても何も問題はありません。

ただし、自分の注文数量が多い場合、指定した価格帯に希望の数量がちょうど並んでいるとは限らないので、なるべく現在価格より離れた価格を指定したほうが注文が通る確率が上がります。

④板情報

板は、上段が「売り板」、下が「買い板」、中央が「価格(気配値)」、右が「数量(売)」、左が「数量(買)」です。

「売り板の最も安い価格」と「買い板の最も高い価格」のことを「現在価格」、この2つの価格差のことを「スプレッド」と呼びます。

⑤歩み値

歩み値は、仮想通貨別に取引所で成立した全ての注文の「成立時間」「成立価格」「成立数」を見ることができます。

⑥注文履歴とチャット

「現在の注文」と「取引履歴」を見ることができます。

また、チャットではその他ユーザーと会話ができますが、値動きが激しい時以外は投資とは全く関係のない雑談をしていることの方が多いです。

 

フィスコのセキュリティ

フィスコのセキュリティ対策は業界標準を満たしています。

ログインの際の2段階認証ログイン履歴により不正アクセスの防止と検知が可能です。

ユーザーの仮想通貨資金のうち、流動しないものについてはシステム内からは完全に隔離された状態でオフライン保管(コールドストレージ)されます。

また、その移動にも権限を持った複数の管理者の電子署名(マルチシグ)が必要になるため、安全性の高いシステムとなっています。

 

フィスコのキャンペーン

フィスコはZaifとは違い、現在まであまり大規模なキャンペーンを実施していません。(2018年4月時点)

過去に実施したことがありましたが、書籍プレゼント程度の小規模なものだったので、どうやらキャンペーンには消極的な業者のようです。

 

フィスコの口座開設で注意すべきポイント

ユーザー登録だけならメールアドレスさえあれば可能ですが、取引をするには本人確認が必須です。

本人確認は「名前」「住所」「連絡先」が確認できるものを撮影し、JPEG形式またはPNG形式の画像ファイルをウェブサイト上からアップロードして申請します。

申請には時間がかかるので、不備とならないように以下の書類に注意しましょう。

 

フィスコを選ぶ理由は安全性の高さ

フィスコについては二通りの考え方ができます。

  1. Zaifの劣化版として考えZaifを利用する
  2. 安全性・信頼性の高さを理由にフィスコを利用する

はっきり言って、フィスコをZaifの劣化版として考えてしまえばそれまでです。

しかし、Zaifは国内でも1、2位を争う大手取引所なので、悪意のあるハッカーからしたらとても魅力的な標的に見えるかもしれません。

Zaifも万全のセキュリティ対策をしているので、いらぬ心配かもしれませんが、国内海外問わず仮想通貨取引所へのハッキングはかなり横行しているので、絶対にないとは言い切れません。

フィスコはZaif同等のセキュリティ対策をしており、上場企業という信頼性もあります。

また、流動性も高く、ここでしか取引できないトークンもあります。

仮に、Zaifよりもハッカーの標的になる可能性が低いと考えれば、十分利用価値のある取引所です。

そして、これから信用取引などのサービスが充実してくれば、さらに魅力的な取引所になる可能性を秘めています。

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