Yobitは、2014年に設立された海外の仮想通貨取引所です。
取扱仮想通貨は、なんと300種類以上にも及び、現物取引以外にも以下の3つの特徴的なサービスが利用できます。
- InvestBox:保有している仮想通貨を他のユーザーに貸付し、利子を得る仮想通貨のレンディングサービス
- Dice:仮想通貨を使ったバイナリーオプションのようなゲーム
- FreeCoin;1日1回クリックするだけで、一部の仮想通貨が無料でもらえる
公式サイトは日本語非対応なので、この記事ではアカウント作成から入金までの手順をわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
登録の前に知っておくこと
登録はハンドルネームでOK・本人認証不要
氏名や住所の登録は必要なく、ユーザー名はハンドルネームでもOKです。
また、本人確認書類の提出も必要なく、初めから全てのサービスが利用できます。
一部の大手海外業者では、外国人アカウントに対しても本人認証を実施する動きが出てきましたが、依然として取引に本人認証が必要ない海外業者も数多く存在しています。
しかし、いずれ改定される可能性は考えられます。
運営会社が不明
問題は、Yobitの運営会社が公開されていないという点です。
ロシアとも中国とも言われていますが詳細は全く不明であり、Yobitは非常にリスクが高い海外取引所です。
今の所、入出金に関する大きな問題は発生していないようですが、将来的には分かりません。
チケット制のメールサポートがあるものの、問題に対する法的救済措置がないため、Yobitは完全な自己責任で利用をする業者です。
準備するもの
パソコンとスマホ
2段階認証の設定があるため、申込はパソコンとスマホの組み合わせがベストだと思います。
スマホにGoogle Authenticatorをインストール
2段階認証で使うGoogle公式アプリ「Google Authenticator」を、こちらのリンクからスマホにインストールしておいてください。
アカウント作成から入金までの手順
アカウント作成
① 公式サイトTOPから進む
まず、Yobitの公式サイトにアクセスし、画面上部ツールバーにある「Registration」ボタンをクリックしてください。
② アカウント情報を登録する
以下の項目を入力し「Register」ボタンをクリックしてください。
- Login:ユーザー名を5文字〜16文字以上、英字と数字のみで入力
- Email address:ログイン時に使用するメールアドレスを入力(Gmailの場合、@左側に「 . 」が含まれる場合、エラーとなるようです)
- Your password:ログイン時に使用するパスワードを大文字、小文字、数字それぞれ1文字以上含め8文字以上で入力
- Confirm password:もう一度パスワードを入力
- 「I agree to Rules of YoBit.net」にチェックを入れる
- 「I’m not a robot」にチェックを入れる
③ メールを受信する
メール送信についての案内が表示され、登録したメールアドレス宛にYobitからメールが届きます。
届いたメール記載のリンクをクリックしてください。
④ ログインする
自動的にログインが実行され、2段階認証をオススメするメッセージが表示されます。
以上で、アカウント登録・ログイン完了です。
セキュリティ設定
① 2段階認証の設定をする
2段階認証の設定を行います。
画面上部ツールバーにあるユーザー名をクリックし、プルダウンメニューから「Settings」を選択してください。
② QRロードを読み込む
画面上にQRコードが表示されます。
QRコード右側のSecret keyは、万が一「Google Authenticator」で認証コードを発行できなくなった時のための秘密コードなので、メモやキャプチャーで大切に保存してください。
次はスマホの操作です。
あらかじめスマホにインストールしていた「Google Authenticator」を開きます。
画面上部の「+」をタップし、メニューから「バーコードをスキャン」を選択するとカメラが起動します。
カメラでQRコードを読み込むと、6桁の認証コードが表示されます。
③ 認証コードを入力する
「Google 2fa code」に認証コードを入力し、「Enable」ボタンをクリックしてください。
以上で、2段階認証の設定完了です。
画面に「Enabled」と表示されればOKです。
仮想通貨の入金
① 入出金画面を開く
仮想通貨を入金するためには、画面上部のメニューから「Wallets」を選択します。
② 入金する仮想通貨を選択する
入出金が可能な仮想通貨一覧が表示されるので、目的の仮想通貨の箇所の「+」ボタン(Deposit)をクリックしてください。
③ 入金用アドレスを取得する
入金用アドレスと、そのQRコードが表示されます。
どちらを利用しても構いませんが、送金ミスを防ぐためにできればQRコードを利用するか、入金用アドレスはコピペして利用しましょう。
あとは、ウォレットまたは他の取引所から送金を行うだけです。
アカウント作成後に注意すること
運営会社が不明なため、Yobitに関する情報収集は常日頃行うようにしてください。
少しでも悪い情報があったり、入出金トラブルが多く発生するようであれば、なるべく早急に資金移動させた方が良いでしょう。
運営状況によっては、厳しい出金制限がかかることも考えられるため、多くの資金を入金したままにしておくことは危険です。
そのため、現状は限定的な使い方にならざるを得ず、欲しい通貨を購入し、すぐに別のウォレットに送金し保管するといった使い方が安全だと思われます。
レンディングに関しても、信頼の置ける他社で利用した方が良いでしょう。
また、プラットフォームには自動ログアウト機能がないため、最後は必ずログアウトするようにしてください。
- 長期間資金を保管しない
- 入出金時の送金ミスに気をつける
- 運営会社に関する情報収集を欠かさない
- 必ずログアウトをする
- 手数料などのルールの改定に気をつける
(最終更新:2018年1月11日)