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BITPoint(ビットポイント)の評判!口コミ・特徴比較でわかる評価

更新日:

「ビットポイントジャパン(以下、ビットポイント)」は、2016年3月3日に設立された国内の仮想通貨交換サービス業者です。

海外では「ビットポイント台湾」「ビットポイント香港」も運営しています。

親会社は、電力販売事業・中古車販売事業とそのシステム開発などを手がける、東証二部上場企業「株式会社リミックスポイント」です。

また、日本仮想通貨事業者協会、日本貸金業協会にも加盟しているので、とても信頼性が高い業者といえます。

この記事では、ビットポイントの取引・サービスの特徴、トレードツールの機能・使いやすさなどをわかりやすく解説していきたいと思います。

BITPoint の特徴

取引種類 販売所
現物取引 レバレッジ取引 ビットポイント
FX取引
仮想通貨数 5種類※ 1種類 1種類
通貨ペア数 8種類※ 1種類 4種類
レバレッジ - 2倍/5倍/10倍/25倍
売買手数料 無料
その他手数料 - 建玉管理料
0.035%
スワップ
0.035%
追証 - なし
ロスカット率 - 100%
スマホアプリ iOS / Android

※この内、リップル/円は2018年2月18日サービス開始予定

(最終更新:2018年1月22日)

BITPoint のメリット

  • FXではMT4で自動売買ができる
  • レバレッジ最大25倍で少額取引ができる
  • 売買手数料・入出金手数料が無料
  • 国内初、顧客資産の信託保全を導入
  • 無料セミナー・マーケット情報がある

BITPoint のデメリット

  • 仮想通貨の種類が少ない
  • 取引所取引ではなく相対取引
  • スプレッドが広い
  • 現物・レバレッジのツールは機能不足

BITPoint の特徴

ビットポイントのスペックと総合的なメリット・デメリットは上記の通りです。

特徴としては、「預入資産は保護されサポートが充実しており、レバレッジ最大25倍で仮想通貨の取引・自動売買ができるが、コストが高い」ということが言え、総合的なバランスはあまり良くありません。

特に全ての取引でスプレッドがとても広いことが最大のデメリットです。

では、もう少し詳しく各取引ごとの特徴を比較してみましょう。

ビットポイントの取引種類は、現物取引、レバレッジ取引、ビットポイントFX取引の3種類です。

現物取引レバレッジ取引ビットポイントFX取引
  • 仮想通貨は5種類のみ
  • スプレッドが広い
  • トレードツールが機能不足
  • 通貨ペアはビットコイン/日本円のみ
  • 最大25倍のレバレッジで取引できる
  • スプレッドが広い
  • トレードツールが機能不足
  • 両建て可能
  • ビットコイン/外貨でも取引可能
  • 最大25倍のレバレッジで取引可能
  • スプレッドが広い
  • 高機能ツールMT4で自動売買も可能
  • 両建て不可

まず、仮想通貨は、種類が最も多い現物取引であっても6種類のみ、レバレッジ取引・ビットポイントFX取引に至ってはビットコイン1種類のみと、他社と比べると取扱種類はとても少ないですね。

レバレッジに関しては、他社では自主的に低く制限している取引所もある中、ビットポイントでは最大25倍で取引できます。少ない資金から仮想通貨の投資が始められるところは大きなメリットです。

すべての取引がビットポイントとの相対取引

しかし、一般的な仮想通貨取引所とは根本的に異なる点があります。

それは、すべての取引が板を使ったユーザーとの直接取引ではなく、ビットポイントとの相対取引であるという点です。

ビットポイントのトレードツールに板はありますが、板から注文をすることはできず、ビットポイントが設定した提示価格で取引をすることになります。

そのため、ビットポイントの利益となるスプレッドがとても広く設定されており、相場の動きによってはスリッページの可能性もあります。

売買手数料は全て無料ですが、取引にはこの「スプレッド」「スリッページ」というコストが発生します。

レバレッジ取引・ビットポイントFX取引は、加えて「建玉管理料(またはスワップ費用)」もかかります。

高機能な取引ツール「MT4」が使える

トレードツールに関しては、現物取引・レバレッジ取引はブラウザタイプのトレードツールはやや機能不足なのですが、その反面、ビットポイントFX取引のトレードツールは高機能トレードツール「MetaTrader 4(以下、MT4)」を国内で唯一採用しています。

MT4は、仮想通貨に限らずさまざまな投資商品のトレードツールとして世界中の金融機関・取引業者で採用されており、オリジナルインディケータ作成や自動売買が可能です。

ビットポイントは、「国内初」となる試みを多く実施しており、「ユーザーの保護」「サポート」が強みの信頼がおける業者です。

今後は、「スプレッドの縮小」「取扱仮想通貨の充実」「自社トレードツールの開発」に期待したいところですね。

(最終更新:2018年1月22日)

BITPoint の口コミ・評判

投稿者:32歳 /会社員
仮想通貨歴:1年 

こちらの親会社である株式会社リミックスポイントですが、今年の前半は株価が現在の2倍近くあり、私は頻繁に売買をしていて馴染みがあったことと、また、この会社は株主優待としてビットコインを配布していたのですが、受け取る条件として、BITPOINTに口座開設している必要がありました。上場企業の子会社であり、優待を受け取るためというのが第一の理由です。また、今年に入り日本のLCCであるPeachと業務提携を行いました。主な内容は、航空券を仮想通貨で決済できるようにしたり、仮想通貨ATMの設置などを今年の秋以降に予定しているとリリースしました。このようにフィンテックの技術とインフラを関連させる新たな試みや有名企業とも提携していく姿勢は、今後さらに新たなサービスを模索し、利用者に提供してくれるのではないかと、将来性を感じたことが第二の理由です。

具体的には、現物取引であれば手数料が無料。また、元々FX向けのシステムトレードツールであるメタトレーダー4という中級者~向けの機能が使え、テクニカル分析の際にも重宝しています。また、ホームケージは、シンプルですが見やすく、落ち着いた印象です。あと希望としては、取扱通貨をもっと増やしてくれたら嬉しいです。

 

 

BITPoint の取引ルール

仮想通貨の種類:現物5種類、レバレッジ1種類、FX1種類

現物取引 レバレッジ取引 ビットポイント
FX取引

ビットコイン
(BTC)

ビットコイン
(BTC)

ビットコイン
(BTC)

ビットコインキャッシュ
(BCC)

イーサリアム
(ETH)
 

ライトコイン
(LTC)
 

リップル
(XRP)
 

※現物取引のリップルは2018年2月18日サービス開始予定

(最終更新:2018年1月22日)

取扱仮想通貨は、現物取引5種類、レバレッジ取引1種類、ビットポイントFX取引1種類です。

現在、レバレッジをかけて取引できる仮想通貨はビットコインだけですが、今後、その他の仮想通貨も取扱を開始する可能性はあります。

 

通貨ペアの種類:現物8種類、レバレッジ1種類、FX4種類

現物取引 レバレッジ取引 ビットポイント
FX取引
BTC/JPY BTC/JPY BTC/JPY
BTC/USD BTC/USD
BTC/EUR BTC/EUR
BTC/HKD BTC/HKD
BCC/JPY
ETH/JPY
LTC/JPY
XRP/JPY※  

※現物取引のリップル/円は2018年2月18日サービス開始予定

(最終更新:2018年1月22日)

通貨ペアの種類は、現物取引8種類、レバレッジ取引1種類、ビットポイントFX取引4種類です。

決済通貨は、レバレッジ取引以外であれば JPY(日本円)以外に、USD(米ドル)、EUR(ユーロ)、HKD(香港ドル)での取引が可能です。

しかし、外貨の入出金はできないため、現物取引またはビットポイントFX取引において以下の取引が必要となります。

  • 外貨を獲得したい場合:例.BTC/USDの売ポジションを新規注文・決済し獲得
  • 外貨の資産を出金したい場合:例.BTC/USDの買ポジションを新規注文・決済しBTCで出金

 

売買手数料:全て無料

現物取引、レバレッジ取引、ビットポイントFX取引の売買手数料は全て無料です。

 

その他手数料:レバレッジ・FXは0.035%

売買手数料は無料ですが、レバレッジ取引には建玉管理料、ビットポイントFX取引にはスワップ費用が別途発生し、名称は異なりますが徴収されるタイミングと金額は以下の通り同一です。

  • 新規建て時に、建玉金額の0.035%
  • 日々ロールオーバー(※)するごとに、建玉金額の0.035%

※ロールオーバーとは、建玉を翌日へ持ち越すことです。

 

スプレッド:現物・レバレッジ・FX、全て広い

※画像は左右にスクロールします。

上記は、2018年1月22日の現物取引(画像:左)、レバレッジ取引(画像:中央)、ビットポイントFX(画像:右)のBTC/JPYの提示価格です。

1万5千円〜2万円近くも価格差があり、かなりスプレッドは広めです。

ビットポイントは、香港の取引所「TOP WISDOM」と香港で取引所を設立、中国のマイニング業者「銀河蜻蜓」より安定的にビットコインを調達するなど、多くの海外業者と業務提携をして流動性を確保しているとのことですが、相対取引の仕組み上、ビットポイントの利益がかなり上乗せされていると考えられます。

 

取引単位と上限:数百円から取引可能

現物取引

仮想通貨 取引単位 1注文あたりの上限 保有制限
BTC 0.0001BTC 30BTC 無制限
BCC 0.0001BCC 20BCC
ETH 0.01ETH 100ETH
LTC 0.01LTC 500LTC
XRP 0.01XRP 30,000XRP

現物取引の場合、保有期限は無制限ですが、取引単位(最低取引数量)1注文あたりの上限(1つの建玉で注文できる数量)が仮想通貨ごとに決められていますが、注文単位は少額ですし1注文あたりの上限も十分な金額なので、それほど問題ではありません。。

+ 例.BTC/JPYが170万円の場合

  • 注文単位:0.0001BTC=170円
  • 1注文あたりの上限:30BTC=51,000,000円

レバレッジ取引

仮想通貨 注文単位 1注文あたりの上限 建玉上限
BTC 0.1BTC 100BTC
(成行注文は30BTC)
500BTC

レバレッジ取引の場合も、1注文あたりの上限、建玉上限ともに一般的な取引には十分な金額だと思われます。

注文単位(最低取引数量)は0.1BTCなので、BTC/JPYが170万円とすると実際は17万円からの取引となります。

しかし、レバレッジを高く設定するすることで、その取引に必要な資金(必要証拠金)を下記のように抑えることができるため、ユーザーは少額でも大きな数量で取引が可能となります。

これが、レバレッジ取引の最大のメリットなのですが、レバレッジが高いほど損失を抱えた時に資金を失うリスクが高くなるので注意が必要です。

+ 例.BTC/JPYが170万円の場合

レバレッジ 必要証拠金 1注文あたりの上限 建玉上限
2倍 85,000円 85,000,000円 425,000,000円
5倍 34,000円 34,000,000円 170,000,000円
10倍 17,000円 17,000,000円 85,000,000円
25倍 6,800円 6,800,000円 34,000,000円

ビットポイントFX取引

 仮想通貨 注文単位 1注文あたりの上限 建玉上限
BTC 0.01BTC 10BTC 300BTC

ビットポイントFX取引の場合、注文単位(最低取引数量)と1注文あたりの上限が先ほどのレバレッジ取引の1/10なので、さらに少額から取引が可能です。

+ 例.BTC/JPYが170万円の場合

レバレッジ 必要証拠金 1注文あたりの上限 建玉上限
2倍 8,500円 8,500,000円 255,000,000円
5倍 3,400円 3,400,000円 102,000,000円
10倍 1,700円 1,700,000円 51,000,000円
25倍 680円 680,000円 20,400,000円

 

 

入出金手数料:即時入金無料、仮想通貨は全て無料

法定通貨 入出金手数料

法定通貨は日本円のみ入出金が可能で、即時入金サービスは手数料無料、銀行振込による入出金は金融機関所定の振込手数料が自己負担です。

仮想通貨 入出金手数料

取扱仮想通貨は全て手数料無料で入出金が可能です。

ただし、指定可能な数量が定められているので注意しましょう。

+ 指定可能な仮想通貨の数量

入金の場合

  • 全仮想通貨、小数第8位まで

出金の場合

  • BTC:0.01BTC以上小数第8位まで
  • BCC:0.02BCC以上小数第8位まで
  • ETH:0.1ETH以上小数第8位まで
  • LTC:0.1LTC以上小数第8位まで
  • XRP:未定

(最終更新:2018年1月22日)

 

BITPoint のトレードツールとチャート

スマホ:現物とレバレッジはブラウザ、FXはスマホアプリ

現物取引・レバレッジ取引(ブラウザ)

※画像は左右にスクロールします。

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※画像は左右にスクロールします。

スマホで現物取引・レバレッジ取引をするためには、ビットポイント公式サイトからログインし、スマホに完全に対応したブラウザタイプのトレードツールを利用します。

上記の画像は、上から取引種類の選択パネル(画像:上段左)、注文パネル(画像:上段右)、チャートパネル(画像:下段左)、板情報パネル(画像:下段右)となっており、取引で主に使用する代表的な画面です。

この各パネルは、一つの縦長のページに順番に配置されているだけので、スクロール移動が少々面倒です。

しかし、パソコンツールとはこのレイアウトが違うだけで機能と操作方法は全く同じなので、スマホでも違和感なくトレードできます。

チャートや各機能の詳細については、次のパソコントレードツールで詳しく解説します。

 

ビットポイントFX取引(アプリ)

※画像は左右にスクロールします。

上記の画像は、MT4スマホアプリのマーケット情報(画像:左)、トレード画面(画像:中央)、チャート画面(画像:右)です。

さまざまな金融機関・業者が利用する汎用性の高いアプリなので、デザインや操作性はとてもシンプルで洗練されています。

ただし、スマホアプリでは「EA(自動売買プログラム」と「オリジナルインディケータ(自作テクニカル)」は利用できません。

また、豊富なテクニカル(インディケータ)や描画ツールはスマホアプリでも利用できますが、小さな画面ではそのメリットを最大限に活用できないため、テクニカル分析はなるべくパソコンツールまたはタブレットを利用した方が良いかもしれません。

利用可能なチャート機能は以下の通りです。

+ チャート機能

バースタイル
(3種類)
ローソク足、バーチャート、ラインチャート
時間足
(9種類)
1分足、5分足、15分足、30分足、4時間、1時間、日足、週足、月足
テクニカル
(30種類)
ADX(向性指数)、ボリンジャーバンド、エンベロープ、一目均衡表
移動平均、パラボリックSR、標準偏差、ATR(ベレージ・トゥルー・レンジ)
ベア-ズパワー、ブルズパワー、商品チャネル指数、デマーカー
フォース・インデックス、MACD、モメンタム、OsMA、RSI、RVI
ストキャスティクス、ウィリアムズ%R、アクセラレータ、アリゲーター
オ-サム、フラクタル、ゲーター・オシレーター
マーケットファシリテーションインデックス
アキュムレーション/ディストリビューション、マネーフローインデックス
オンバランスボリューム、ボリューム
描画ツール
(24種類)
垂直線(縦線) 、水平線(横線)、トレンドライン、アングルトレンド
サイクルライン、矢印線、等距離チャンネル、標準偏差チャンネル
回帰チャンネル、アンドリューピッチフォーク、ギャンライン、ギャンファン
ギャングリッド、フィボナッチトレースメント、フィボナッチタイムゾーン
フィボナッチファン、フィボナッチアーク、フィボナッチチャンネル
フィボナッチエクスパンション、エリオット推進波、エリオット修正波
長方形、三角形、楕円形

また、実際にトレードをするためには、初期設定画面でビットポイントの口座登録して、銘柄やマーケット情報を取得する必要があります。

その際、登録するログインIDとパスワードは、現物取引・レバレッジ取引とは異なるので注意しましょう。

ログインIDは口座開設後に付与される「お客様コード」、パスワードは口座開設時に申込フォームで設定するMT4専用パスワードです。

 

ウォレット(アプリ)

※画像は左右にスクロールします。

また、ビットポイントではウォレット専用アプリがリリースされています。

主な機能は、「仮想通貨の入出金」「口座残高の確認」「市況状況の確認」のみでトレードはできませんが、とても使いやすいアプリなので資金移動には大変便利です。

 

パソコン:現物とレバレッジはブラウザ、FXはMT4

現物取引・レバレッジ取引(ブラウザ)

現物取引・レバレッジ取引のトレードツールは、デザインはとてもシンプルで良いのですが、機能不足が否めません。

特に、中上級者の人には「チャートの機能不足」「アラート機能がない」といった点に大きな不満を感じるかと思います。

ただし、上記の点を除いては、表示速度や動作も快適なので取引に支障が出ることはないでしょう。

① 取引種類・通貨ペアの選択

まず、画面上部のツールバーから、「通貨ペア」と「現物取引・レバレッジ新規/レバレッジ決済」を選択します。

② プライスボード

プライスボードでは、全通貨ペアの価格と詳細情報を確認することができます。

ただし、クリックしても注文や操作はできず、あくまで表示だけです。

③ チャートとテクニカル

メイン画面に表示されているチャートは簡易チャートです。

選択できるバースタイルは「ローソク足のみ」、時間足は「ティック、3ヶ月、6ヶ月」、テクニカルは「一目均衡表、出来高のみ」、描画ツールはありません。

そのため、画面上部のメニューから「価格情報」>「価格チャート」の順に選択すると、通常チャートを表示できます。

※画像は左右にスクロールします。

通常チャートとは言っても、テクニカルは一目均衡表(画像:右)1種類だけ、描画ツールもトレンドライン1種類だけなので、本格的な分析には適しません。

チャートに関しては、後ほど解説するMT4や他社のツールを併用した方が良いでしょう。

利用可能なチャート機能は以下の通りです。

+ チャート機能

バースタイル
(1種類)
ローソク足
時間足
(9種類)
1分足、5分足、10分足、15分足、30分足、60分足
日足、週足、月足
テクニカル
(1種類)
一目均衡表
描画ツール
(1種類)
トレンドライン
④ 注文画面と注文方法

※画像は左右にスクロールします。

注文方法には、ストリーミング注文(画像:左)、シングル(画像:中央)、逆指値(画像:右)の3種類があり、それぞれ注文執行条件が異なります。

  • ストリーミング注文:成行、指値
  • シングル注文:成行、指値
  • 逆指値注文:成行

また、注文方法や注文執行方法は、たとえ名称が同じでも各社でルールが違うので、取引の前には十分確認するようにしましょう。

ビットポイントの場合は以下の通りです。

+ ストリーミング注文の成行注文と指値注文について

ストリーミング注文は、2Wayプライス(価格パネル)に表示されている価格を目で見て注文する方法です。

一般的に、スリッページを許容する価格(スリッページ許容幅)を設定し、その許容幅を超える価格では約定させないように制限をかけることができます。

しかし、ビットポイントのストリーミング注文には、このスリッページ許容幅の設定がありません。

その代わり、ストリーミング注文で成行注文・指値注文ができます。

これはつまり、ストリーミング注文(成行)は「いくらでもいいから今すぐ約定=許容幅なし」、ストリーミング注文(指値)は「表示されている価格でしか約定させない=許容幅ゼロ」の2択ということです。

また、指値注文よりも成行注文が優先されます。

そのため、相場の変動が激しい場合、成行は「予想と大きくかけ離れた価格で約定」、指値は「なかなか約定されない」といった可能性がとても高くなるので、相場の動きに注意して利用しなければいけません。

+ シングル注文の成行注文・指値注文について

シングル注文(成行)は、基本的にストリーミング注文(成行)と同じで相場の成行に合わせて注文をするため、予想と大きくかけ離れた価格で約定する可能性もある注文方法ですが、「2Wayプライスが無い」という点が異なり、かなり緊急性が高い取引に向いています。

シングル注文(指値)は、価格を指定して注文をする通常の指値注文なので、この中では最も確実な注文方法です。ただし、価格を手入力しなければならないため多少注文に時間がかかることに加え、こちらも指値注文よりも成行注文が優先されます。

+ 逆指値注文について

逆指値注文は、指定した価格になったら買注文または売注文を成行で発注する方法です。ただし、価格を指定していますが、ビットポイントの場合は注文執行方法が成行注文なのでスリッページが発生する可能性があります。

⑤ 板情報

一般的な取引所取引の板は、価格をクリックすると注文パネルに価格が入力されそのまま発注できる取引ツールです。

ユーザーの注文はマーケットとダイレクトに繋がっており、大口注文などがあればすぐに価格に反映します。

しかし、ビットポイントの板はあくまで表示だけです。

なぜなら、ビットポイントでの取引は全て相対取引であり、取引相手は個別のユーザーではなくビットポイントだからです。

相対取引では、ユーザーの注文は最終的に業者のディーリングデスクが捌いて約定させます。

つまり、ビットポイントの板はユーザーにとって流動性をチェックするための情報ツールでしかありません。

 

ビットポイントFX取引(リッチクライアント)

MT4は、インストールタイプのリッチクライアントソフトを利用します。

動作推奨環境は Windows 7 / 8.1 / 10 のみで、mac OS には対応していないのでご注意ください。

有料・無料のEAや自作のEAで自動売買可能、チャートは、垂直分割・水平分割・自動整列が可能、カスタマイズ可能なテクニカル(インディケータ)と描画ツールを多数搭載しています。チャートから直接注文をすることも可能です。

MT4についての、具体的な操作方法や機能については割愛します。

 

BITPoint のセキュリティ、安全性について

日本円は信託保全で保護される

ビットポイントは、万が一経営破綻したとしてもユーザーの資産は保護される仕組みになっています。

具体的には、ユーザーの資産はビットポイントの資産と分別管理されることに加え、国内で初めて仮想通貨取引に日証金信託銀行の信託保全スキームを自主的に導入しています。

株取引やFXとは異なり、現在、多くの仮想通貨取引所・販売所ではユーザーが預入している資産の保護は一切ありません。(分別管理のみ実施している業者が多い)

これは、仮想通貨に対しての法整備・規制がまだまだ追いついていないことが原因でもあります。

そのため、BITPointの顧客資産の保護に積極的なこの姿勢は、企業としてとても信頼性が高いといえます。

仮想通貨はコールドウォレットで管理

ユーザーの仮想通貨と、BITPointの保有する仮想通貨とは明確に区分され、コールドウォレットで預り分の管理、ホットウォレットで取引清算分の管理をしています。

コールド・ウォレットは外部・内部のネットワークいずれにも接続されていないハードウェア上に仮想通貨を保管、ホット・ウォレットはBITPoint社内のサーバーで厳格に管理されます。

2段階認証はメール/SNS認証のみ

ビットポイントでは、「ログイン」「送金」「出金」ごとに2段階認証の設定が可能ですが、認証方法はメールまたはSNS認証のみです。

 

BITPoint のキャンペーン

BITPointでは、現在は以下の2つのキャンペーンが実施されています。(最新の情報は公式サイトをご覧ください。)

口座開設・初回入金で ビットコイン3,000円相当がもらえる

キャンペーン期間中に「新規総合開設申込み+初回入金」をすると、ビットコイン3,000円相当がもらえるキャンペーンが開催されています。

入金額はいくらでも良く取引も不要なので、とてもお得なキャンペーンです!

+ キャンペーン適用条件

  • 2018年1月31日24時までに口座開設申込み
  • 2018年2月15日16時までに初回入金

即時入金サービス利用でビットコインキャッシュ100円相当がもらえる

キャンペーン期間中に即時入金サービスを利用し資金を入金すると、ビットコインキャッシュ100円相当がもらえます。

+ キャンペーン適用条件

  • 2017年12月25日16時~2018年1月31日16時までに入金
  • ジャパンネット銀行、またはイオン銀行からの入金
  • キャンペーン期間中1回のみ

 

BITPoint のその他サービス

初心者向け仮想通貨セミナーがある

BITPointは、仮想通貨に関する初心者向けの無料会場セミナーを開催しています。

開催場所・開催日時は不定期ですが、BITPointで口座開設をしていないくても参加できるため、初心者の人は参加してみて色々話を聞いても良いかもしれません。

開催回数は少なく内容もまだまだ充実していませんが、他の取引所でこのようなセミナーを開催しているところはほとんどありません。

この顧客サービスを充実させようとしている姿勢はとても評価できます。

マーケット情報の提供がある

また、BITPointでは誰で読むことができる「BITPoint Weekly Market View」というマーケット情報を配信しています。

主に仮想通貨マーケットに関する「価格予想」「今後の相場の分析と見通し」「過去の相場の分析」となっており、とても濃い内容になっています。

ただし、情報提供元はFXトレーダーとして実績がある「ひろぴー」氏だけなので、あくまで一個人の見解として参考にしてみてください。

+ 「BITPoint Weekly Market View」のサンプル

 

BITPoint の口座開設で注意すべきポイント

簡易書留受け取りまではログインできない

口座開設の流れは以下の通りです。初回ログインパスワードは審査通過後に郵送で送られてくる簡易書留に記載されているため、それまでログインはできないので注意してください。

  1. BITPoint公式サイトで必要事項を入力
  2. 本人確認書類のアップロード
  3. 口座開設審査
  4. 簡易書留と初回パスワードを受け取り

 

口座開設に必要なもの

必要なものは「メールアドレス」「出金先銀行口座情報」「本人確認書類」の3点です。

+ 提出可能な本人確認書類の種類

クリックすると拡大します。

 

申込フォーム入力時に注意

申込フォームには、「氏名」「連絡先」「住所」「メールアドレス」「勤務先」「出金銀行口座情報」などの基本情報を入力しますが、その他に気をつけて頂きたい項目が3つあります。

1つ目は、レバレッジ取引とビットポイントFX取引をするためには、総合口座開設とは別に専用口座を同時開設しなければならないため、その2つの項目にチェックを入れるようにしてください。

+レバレッジ取引とビットポイントFX取引の申し込み

2つ目は、取引暗証番号MT4ログインパスワードも申込フォームで設定する必要があり、管理しなければならないパスワードが多いので気をつけましょう。

+ 取引暗証番号とMT4ログインパスワードの入力

3つ目に、最低限の審査基準として「20歳以下は申し込みできない」「取引の仕組みとリスクを十分理解している必要があること」「金融資産が50万円以上あること」という条件があるため、申込フォームにある、「口座開設にあたってのご確認事項等」の入力には注意してください。

+口座開設にあたってのご確認事項等の入力

記事下

 

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